どうもカゲロウです。

いつまで経ってもMyAnimeListがメンテナンスから復旧しないので、今回はredditからの引用になります。

辺見和雄なかなかいいキャラですねw特に声の演技が好きですw

それではさっそくですが、アニメ「ゴールデンカムイ」第8話に対する海外の反応で英語の勉強をしていきたいと思います。
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参照元:https://goo.gl/Fxbp4w





海外の反応(ブログ主の注釈コメは緑字)


・自身の死を想像すると勃起してしまう姿を想像してみろ。このアニメには普通の器に収まらない悪役が絶え間なく現れる。
Imagine getting a boner from imagining about your own death. This show just keeps on giving non-standard villains.
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↑のコメントへの返信
ゴールデンカムイの最高の部分の1つはこういう悪役がいるところなんだ。悪役は全員狂っているが、とりわけ鶴見と囚人たちが群を抜いて狂ってる。彼らは全員見てて楽しく変なやつらばっかりで、それはときに悪役のほうを応援したくなってしまうほどだ。
例えば、二瓶鉄造は無慈悲なハンターであるがその反面、谷垣の前ではとても良い相棒になる。そして「ボッキ」に奇妙な執着をみせたりもする。辺見和雄も最初はただの大量殺人犯に思わせて、実際は異様な性癖を持っており、そのせいで杉元の前では恋煩いしている日本の女学生のようになってしまう男だった。これによりキャラが面白くなるというだけでなく、そのキャラに深みを与え、ただの悪役以上の興味深いキャラになる。

That's one of best things about Golden Kamuy. All the villains are crazy as fuck but especially Tsurumi and the convicts. They're all so delightfully weird and sometimes you end up rooting for them. Nihei for example is a remorseless hunter who's also a pretty good bro to Tanagaki and had the weird obsession with boners. Henmi seemed like a generic mass killer until you actually see him and turns out he's got this weird ass fetish that also turns him into a love struck japanese school girl in front of Sugimoto. It's hilarious but also gives depth to the characters and makes them way more interesting.

convict=(有罪判決を受けた)受刑者 囚人
remorseless=無慈悲な 残忍な カタカナ表記:リモースリィス
lovestruck=恋煩い 恋に夢中






・わたしは…子供のころ ブタが……森の中で弟を食べているの見たときですね
あの弟がブタの口の中で肉片になっていくのを
……初めて見た時……
なんていうか……その……勃起……しちゃいましてね………

when I was a kid, i saw pig eating my brother in the forest....

the first time I saw him, with flesh in his mouth....

how do I say this....

I had a boner....

吉良吉影のパロディなので翻訳もそれっぽくしました
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↑のコメントへの返信

このアニメのタイトルは「スギモトの奇妙な冒険」に変えるべき

This show should be called Sugimoto's bizarre adventure.

正式には「呼ばれるべき」だと思いますが、日本語として変な気がしたので「変えるべき」にしました。

↑のコメントへの返信
あれ熊じゃないの?

wasn't that a bear?

↑のコメントへの返信
イノシシだよ。

It was a boar


・ハハハハハハ興奮しながら勃起してしまうってなんか新しいな。この男
(辺見和雄)は本当に気味の悪い男だ。だが、杉元を殺そうと素晴らしいアクションを見せてくれそうな気もするな。
あと、みんながご飯を食べている最中だってのに、アシリパが大きな声で「う◯こしてくる」と行って出ていくシーンも大好き。

Hahahahaha, showing excitement with a glowing boner is something new to me. This guy is really creepy, but he could make a good action scene trying to kill Sugimoto.

Also, gotta love Asirpa saying out loud she is going to take a shit while everyone is eating.

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「興奮しながら勃起してしまう」だけ聞くと特に新しくもないですが、言いたいことはわかってもらえると思いますw

↑のコメントへの返信
アシリパは素晴らしいキャラ。子供の主人公として、その役割をしっかりと果たしている。本当にとても良いコミックリリーフだ。

Asirpa's great. She's a child protagonist that actually pulls her weight and is really good comic relief.

pull one's weight=自分の役割を十分に果たす 自分の仕事を十分にこなす
コミックリリーフ(英語: comic relief)、コメディリリーフ(英語: comedy relief)とは、深刻な物語の中に、緊張を和らげるために現れる、滑稽な登場人物・場面・掛け合いのことである。とはいえ、コミックリリーフは必ずしも固定的な役割でもなく、キャラクターの一面でしかない場合も多い。(wiki
↑のコメントへの返信
今まで自分が見てきた中で、彼女は最高にカッコよく、そして最高に面白い女性主人公の1人に数えられる。

She’s easily one of the best, badass, and funny female protagonists I’ve ever seen.


・土方と鶴見の対決が早く見たい。ふたりとも強烈な個性を持っていて、両方とも怖いもの知らずの恐ろしい男だ。きっと素晴らしい戦いになるだろう。
白石の頭を噛まれるシーンは何度も見ても飽きないな。むしろその直後に「役に立たねー」が加わったことでさらに良くなっている。
最後の辺見の言動には不穏な空気を感じる一方で、彼が今までに多数の人間を殺害してきたにもかかわらず、なんだか少し気の毒にも思えてしまった。

I now want to see a showdown between Hijikata and Tsurumi. They're both intense, menacing guys who show no fear; it would be great to see.

Shiraishi getting his head bitten does not get old. It's even better when he gets called "useless" shortly after.

Despite Henmi killing a load of people, I felt slightly bad for him, as well as disturbed by him, at the end.


a load of=多量の 多数の
diturb A=Aに不安を引き起こす Aの平穏を妨げる(かき乱す)

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↑のコメントへの返信

白石の情報からだと辺見は「ただの」大量殺人犯という説明だったのに、実際の彼を見たら奇妙で最高のやつだった。辺見は杉元をまるで恋煩いの日本の女学生のようにちやほやしていた。彼はフェチ
(自身の愛する人に殺されたい)の部分を除外すれば、ほとんどヤンデレと変わらないな。
I love how Henmi has this "generic" mass serial killer introduction when we hear him from Shirashi but then turns into this weird motherfucker when we actually see him. The dude was fawning over Sugimoto like a lovestruck Japanese school girl. He's almost a Yandere except his fetish is actually getting killed by his love interest.

motherfuckerには普通に知られている悪口の他に、すごいやつ 最高の人物みたいな意味もあったりするので文脈からそっちで訳しました。
あと、上のもそうだけど、「恋煩いの女学生」でいいのになんでわざわざ「日本の」(Japanese)をつけるんだよwアニメの影響かな?w

fawn over=機嫌を取る ちやほやする


↑のコメントへの返信
それが、この「ゴールデンカムイ」の気に入っている部分だ。この漫画を通じてとてもたくさんのキャラクターに出会ってきたが、まったくもって好ましいキャラばかりであり、あからさまに「Hate Sink」なキャラもいない。対立を作り出すために誰かを嫌う必要のないこういう作品に出会えて本当に嬉しい。

This right here is my favorite thing about Golden Kamuy. Pretty much all the characters I've gone through in the manga is either downright likeable or at the very least not an outright "hatesink". I'm so glad to find a series that doesn't need to make me hate someone to generate conflict.


やってることはあれなのにこう書くとなんか「優しい世界」ですねw

downright=徹底的に 本物の 紛れもない 全くの
outright=あからさまな 明白な 徹底的に 全くの

hatesinkはいつものUrabanDictionaryに意味が載っていました

Hate Sink
A person you hate intensely not because they deserve such hatred but because they serve as a focus for your general hatred. A healthy way to dispense with excess animosity.(UrabanDicitonary
(今回あまり自信ないですが)訳すと
Hate Sink
あなたが激しく憎んでいる人間のこと。その憎む理由は、彼らが憎悪を受けるに値する人間だからではなく、彼らが人から憎悪を向けられる役割を担っているからである。過剰な敵意を免れる健全な方法である。
なんとなく意味がわかるけど最後がちょっと微妙・・・

↑のコメントへの返信

鶴見でさえ好ましいキャラに見えるからな。あいつは完全にサイコパスだが、戦場で酷使されたことを考えたらあの苛立ちは十分に理解できる。そして金塊を狙う立派な理由もある。加えて、最高にカッコよくてカリスマ性もある。あんな男に出会ったらみんな投資してしまいたくなるだろうな。

Even Tsurumi's likeable. He's an absolute psychopath but has a well deserved grievance over his mistreatment and a noble reason for wanting the gold. Plus he's an absolute badass and has the charisma and will to really make you invested in him.
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grievance=不平のもと 苦情の理由 不当な扱いに対する苛立ち カタカナ表記:グリーバンス
mistreatment=酷使 虐待


・今気づいたが牛山辰馬はカリフラワー耳があるな。あれを見る限り彼は柔道のエキスパートのようだ。カリフラワー耳はグラップラー、柔道家、レスラー、ブラジリアン柔術の人間によく見られる。こういうディティールがちゃんとしてるのはいいね。制作陣が物語の細部にもちゃんと注意を払っているのがわかる。

Just noticed that the character Ushyiama Tatsuma has cauliflower ears. He seems to be an expert in Judo, and cauliflower ears are fairly common in grapplers, like Judoka, wrestlers, BJJ guys etc.

Nice interesting little detail, it shows the attention to detail these guys put in.

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↑のコメントへの返信

どんな理由でカリフラワー耳はできるんだ?柔道家になると耳をよく掴まれたりするの?

Any reason for that? Do they commonly get grabbed by the ears or something?

↑のコメントへの返信
たくさんの鈍い外傷により耳に内出血が起こり、それが治ろうする過程で耳がしぼみながら潰れていく、それと同時に耳が青ざめていくことで、まるでカリフラワーのような耳が作られていくんだよ。

Lots of blunt trauma to the ear causes large pockets of blood to form. When those heal, the ear shrivels up and folds in on itself as well as turning pale, making it look like a cauliflower.

large pockets of blood to formここよくわからなかったのでカリフラワー耳(餃子耳)のできる原因を調べ内出血としました。


trauma=トラウマ 外傷 心的外傷 ※トラウマとPTSDの意味を同一視してしまいがちですが(自分だけ?)、よく考えるとトラウマにはPTSD「心的外傷後ストレス障害」の(心的)外傷の意味しかないんですね。
shrivel up=しぼむ
fold in on oneself=崩壊する 倒れる


↑のコメントへの返信

興味深い説明ありがとう。この漫画家はそういう細かい部分も丁寧に描いてストーリーに組み入れているのは知っていたけど、そのことを忘れていた。

Interesting, thanks for the context! I knew the mangaka puts so much detail into the story but this one escaped me.


・ゴールデンカムイは他のあらゆる漫画・アニメ作品と比較しても飛び抜けて風変わりで楽しい狂人たちがいる作品である。それにより読者・視聴者はストーリーがどう進行するのか予想がつかないものになっている。最初の印象とは全然違っていたなんてことはしょっちゅうある。例えば、今回でてきた辺見もそうである。
これはただの始まりだ。漫画にはさらに狂ったような悪ふざけがまだまだあるぞ。

Golden Kamuy has some of the weirdest and most delightful group of lunatics in all of Anime and Manga. Makes the show really unpredictable since you have absolutely no idea what the hell some of them are going to do. Very often they'll make a initial impression that's wildly different from their actual personality, like Henmi did before and after we actually met him.

This is just the start. The manga has some crazy fucking shenanigans.


shenanigan=悪ふざけ いたずら 不正行為



・これが文字通りのmurder boner
(殺人鬼の勃起)だね
Literally a murder boner...

murder bonerの意味ですが、いつものUrbandictionaryによると
murder boner
An erection aroused by violence(UrbanDictionary
訳すと
murder bonerとは
暴力によって引き起こされる勃起のこと


・12話じゃ足りないよ。すぐにでも第2期をおねがいします・・・
12 episodes are not enough, second season soon please...


・囚人たちが新しくでてくるたびにどんどん良くなっていってるな。今回の男は薄気味悪い男だが同時に面白くもある。
Man the prisoners on this show keep on getting better and better. This guy is weird, funny and scary all in one.

確かに第1話ででてきた囚人の無個性さが懐かしい(笑)



・人が「興奮」しているのを表現するとても面白い方法だったなwwwなんて変な性癖なんだ。

Lmao what an interesting way to show someone get 'excited'. Such a weird fetish.
ws


・この「今週のおすすめ」キャラとその主人公たちの関わり方が大好き。このアニメが終わったあとで、漫画を読むのを本当に楽しみにしている。1クールで終わってしまうなんて残念だ。今期の中で罪悪感を覚えながら見ている楽しいアニメだった。
I love the "flavor of the week" characters and how they interact with all of our main cast. I'm really looking forward to reading the manga after this season. Shame it's only one cour, it's my guilty pleasure this season.

guilty pleasure=後ろめたい喜び 罪悪感を覚える楽しみ

↑のコメントへの返信
読むなら最初から読んでくれ。漫画には、アニメ化しなければいけない大きなイベントが多すぎてカバーできなかったたくさんの出来事や興味深いファクトイドがいっぱいある。
今まで見たこともないような途方もない宝探しに出発する準備をしておけ。

Read it from the start. There's a ton of stuff and interesting factoids the anime didn't get to cover because it rushed through all the big events. Also get ready for one of the wildest treasure hunts you've ever seen in your life.
ファクトイド(factoid)は、一般的な使い方としては、事実として提示された虚偽の主張あるいはまやかしの主張を意味する用語である。ただし、短いニュースやちょっとした情報に使う場合は、事実であるものに対してもファクトイドと呼ぶ場合がある。ファクトイドは、1973年にアメリカの作家、ノーマン・メイラーが、「本当は正しくないにも関わらず事実であるとして受け入れられている情報」あるいは「紙媒体に印刷されているために正しいと信じられている捏造された事実」を意味する言葉として創作した造語である。(wiki
民明書房刊のようなネタが散りばめられているのかな?それとも土方歳三が実は生きていたとかそっちのことかな?

↑のコメントへの返信
漫画は最初から全部読め。
(漫画は)ただ絵が素晴らしいというだけでなく、アニメだと暴力シーンが規制されており、また1クールのために面白いところをたくさん飛ばしている。
Read all of the manga, not only does it have great art, but the anime censors the violence and skips interesting details for the sake of 1cour pacing.


・あのエンディングテーマが流れることによって、辺見の告白がなんだかとても感動的なものになった。この作品はときどき風変わりな見せ方をすることで面白いアニメになる。
The ED starting during the last scene made it feel like a touching confession scene, this show is hilarious in such weird ways sometimes.

今回のエンディングの入り方はたしかに良かった。
最後の日本語が変ですみません・・・なんとなく言いたいことはわかるんだけど・・・

↑のコメントへの返信
辺見は、杉元先輩に気づいて欲しくて恋煩いする女学生だな。そして容赦なく自分を殺して欲しいとも思っている。

Henmi's just a lovestruck school girl who wants his senpai Sugimoto to notice him. and brutally murder him.

senpaiは「自分が好きなのに相手は自分のことを気にもかけてくれない人」みたいな意味で使われています。そういう少女マンガが多いからなのかは知りませんが(笑)
notice me senpai「先輩、私に気づいて」ってフレーズでよく使われます。


↑のコメントへの返信

先輩、私を細かく切り刻んで

mince me senpai

これは上の「noice me senpai」のパロディですねw






おわりに

英語圏の人間には、先輩、後輩、兄、弟、姉、妹みたいな年齢による呼び分けの概念がないようで、「my brotherがー」って書き出しも多く、それ兄と弟どっちなの?って感じで翻訳に困ることがありますw

そういえばコメントにあった「i saw pig eating my brother in the forest」も、この文だけだと兄か弟か区別がつけられないですよね。そもそも向こうの感覚だと区別をつける意味が感じられないようです。

逆に日本だとりんごが単数だろうが複数だろうが「机の上にりんごがあるよ」でいいんですが、英語圏の人間からするとそれが単数(an apple)なのか複数(apples)なのか、そして具体的に特定できるのか(theを付けられるのかどうかなど)、できないのか(someなど)ハッキリしてくれないと気持ち悪くてしょうがないという話を聞いたことがあります。