どうもカゲロウです。

久々にチャップリンの映画「独裁者」を見たら面白かったので最後の演説シーンの海外の反応をやろうかと思ったのですが、記事を書いている途中で「これ、読んでてて面白いか?」と疑問に感じたのでやめましたwただそこから「演説シーン」の海外の反応がやりたくなったので急遽これをやることにしました。

これもブログ開始の初期に取り上げたネタですが、当時とは取り上げている内容も違うので以前読んだ方も楽しめると思います。


tps://www.youtube.com/watch?v=mrA-SxiLN4M
tps://www.youtube.com/watch?v=Du2mLuK9edk






海外の反応(ブログ主の注釈コメは緑字)

・この演説は11年前のものだが、今日以上に重要な意味をもつようになったことはないだろう。とりわけ皮肉なことに英国にとっては。
This speech is 11 years old and has never held more relevance then it does now. Especially in Britain; ironically.

コメントは3年前なのでおそらくブレグジット(英国のEU離脱)あたりを絡めたネタだと思います。


↑のコメントへの返信
英国も民主主義国家なので「衆愚政治」はある。種族主義と威圧的な官僚政治は民主主義にはしばしば見られるものだ。
The UK is a democracy so it has “rabble politics “ as well . Tribalism and overbearing bureaucracy can often be found in democracies

rabble=民衆 大衆 暴徒


↑のコメントへの返信
シャルルのいうことはデタラメ。EUは生まれついて平等などとは言っていない権利を平等にすると言っているんだ、あいつはそのことをわかってない。
He is talking crap. He doesnt realize that eu doesnt talk About Equality at birth but about equality of rights


↑↑のコメントへの返信
EUは俺たちが生まれついて平等な権利を有していると考えているよ。
The EU believes we have equal rights at birth .


↑↑↑のコメントへの返信
その通り、自分が言いたかったことはまさにそれ。生まれついての平等ではなくて、生まれついて平等な権利をもっているということ。
Yes precisely what I said. Not equality at birth but equality OF RIGHTS at birth

これだとシャルルのいう「権利を平等にしたEUはどうだ」と別に矛盾しないと思うけど


↑↑↑↑のコメントへの返信
本来意図したものはそうかもしれないが、学校では全ての人は等しく価値があると教えられる。そっちは全くもってデタラメだ。
That may have been the original intention, but it´s being taught in schools as meaning that every person is equal in value, which is just bullshit.



↑のコメントへの返信
Wow  言葉をちょっと変えた以外まさにそっくり同じ演説をボリス・ジョンソンがしたのを見たあとでこのコメントを見ると面白い。
Wow funny seeing this I'm here after seeing boris johnson give this exact fucking speech reworded a little bit

このコメントは9ヶ月前。ただこの演説と同じこと言ったらもっと話題になると思うんだけど・・・w

ボリス・ジョンソンは現在(2020年9月15日)の英国首相


↑↑のコメントへの返信
どこでした演説だよ。

which speech was that

回答がありませんでした。残念。


↑↑のコメントへの返信
おい、マジかそれ?
あとでその演説を探さないといけないな。
この演説はそれ自体人を奮い立たせる素晴らしいものだ。自分の書いている本にも似たような演説を入れるつもり。
wait seriously? I will have to look for that. The speech itself is inspiring and pretty awesome though. I plan to make a similar speech in a book I’m trying to write.


↑↑↑のコメントへの返信
どんな本、フィクション?ノンフィクション、題材はなんなの?
what kind of book, fiction, nonfiction and what is it about?


↑↑↑↑のコメントへの返信
フィクション。元々百錬の覇王と聖約の戦乙女を見て「自分なら絶対もっといいものが書けるのに」と思ったのがキッカケで書き始めたもので、正直、そんなに素晴らしいものじゃない。
ただストーリーは自分の作った独自の世界観でやっていくつもり、内容は王道ものだけどね。
要約するとプロテスタント改革とそこでの流血を連想してしまうような混沌とした時代におけるイデオロギーのぶつかり合いを書いてみようと思っているんだ。
my book is fiction. Honestly it isn’t really good since my inspiration was seeing master of ragnorak and thinking “I can definitely do better than that.” I think I will keep using the world I will establish, though. I write on royal road.
Basically I am trying to write an ideological face off in the midst of a chaos reminiscent of the Protestant reformation and all its bloodshed.

話しズレますが百錬の覇王と聖約の戦乙女は英語版もでているんですね。

The Master of Ragnarok & Blesser of Einherjar: Volume 1 (English Edition)
Takayama, Seiichi(著), Yukisan(イラスト), Tamosaitis, Amber(翻訳)







・彼の言葉その一字一句全てに同意。
I agree with every single word he says


↑のコメントへの返信
同じだ。
俺たちに彼のような男を選出する機会がないのが残念。
彼のように自分自身のことよりも国のことを考えてくれる強い人間が国民は好きだ。それに最良にして最高の思考と知性を併せ持っている!
Me to , a shame we don't have an opportunity to elect such a man and people like him , a strong person that cares not about him as much as for his country , and has the best and the highest kind of thinking and intelligence !



・ブリタニアを再び偉大な国に!
Make Britannia Great Again!

これトランプが言い始めたのが最初かと思ってた。あと最近あまり聞かないな。
Make America Great Again(メイク・アメリカ・グレート・アゲイン、MAGA、日本語訳:アメリカ合衆国を再び偉大な国に] )とは、アメリカ合衆国の政治において用いられる選挙スローガン(英語版)である。1980年の大統領選挙においてロナルド・レーガンが使用したのが最初であり、近年では、2016年の大統領選挙においてドナルド・トランプが使用している。
wiki


↑のコメントへの返信
壁を作り、その費用はイレブンに支払わせる。
We are going to build a wall, and we will make the elevens pay for it

ここ本来はイレブンじゃなくてメキシコですね。そういや壁を作る話もどこいった?


↑のコメントへの返信
生き血を吸う欲深い帝国は決して偉大な国になどなれなかった。
It was never great a bloodsucking greedy empire


↑のコメントへの返信
ブリタニアは昔も今もずっと素晴らしいぞ。オールハイルブリタニア!
Britannia has and always been great. All hail Britannia!


↑のコメントへの返信
オールハイルブリタニア!
All hail  Britannia !



・この演説は本当に人間社会に対する素晴らしい視点がある。
これを完全に否定できる人はいないんじゃないかな。
「人気取りの衆愚政治」。これは大衆によってものごとを判断させるときに本質的に起こることだ。
What an incredible perspective on human society.
I suppose it can't be completely denied.
"Rabble politics by a popularity conquest". That is essentially what happens when looked at by the masses of people.

conquestになってますがcontestですね ※popularity contest=人気投票


↑のコメントへの返信
民主主義とは誰に権力を与えるか多数派が決めるということ、たとえ多数派がバカを選んでしまったとしてもね。そう、つまり人気投票なんだ。
Democracy is about the majority deciding who is in power even if they elect idiots ,so yeah it is a popularity contest


↑↑のコメントへの返信
民主主義はデタラメだらけ!人間は平等ではなく、馬鹿に俺の運命を決められたり平等思想を押し付けられたくもない。
democracy is full of bullshit ! Humans are not equal , an idiot can't decide my fate and they can't force our believes in equality


↑↑のコメントへの返信
全くもって正しい。人気者である限りデブでクソッタレな億万長者が選ばれようが構わないということ。
damm right remember if you're a fat arse billionaire idiot nobody cares so long as you are popular



・この声優によってシャルルのカリスマ性が増大している。色々と欠点の多いアニメだったが英語吹き替えは並外れて素晴らしいものがある。

This guy's voice actor gives him a lot of charisma. The show has tons of flaws but the dub is quite exceptional.

翻訳元は英語吹き替え版です。


↑のコメントへの返信
驚くことではない。マコノヒーはアニメファンからときおりアメリカ版若本と言われている。
この役はその2人をつなぐ架け橋になった。
No surprise there.  McConnohie has often been described by anime fans as the American Wakamoto.  This role simply builds the bridge between them (well, renovates it anyway).



(well, renovates it anyway)がよくわからなかったのでカットしました。


↑のコメントへの返信
このアニメはそこまで欠点は多くないだろ。
The show definetly has not a lot of flaws.


↑のコメントへの返信
欠点が多い?
お前あたまおかしいんじゃないか?
Show has a lot of flaws?
Are you on crack?

crack=コカイン


↑のコメントへの返信
このシーンの日本語オリジナル版と聴き比べてみろ。オリジナルのほうが桁違いに優れているぞ。

Compare this scene with the original japanese version. The original is on a totally different league.


↑↑のコメントへの返信
自分的には両方とも同じぐらい最高だよ。

I think both are equally awesome


↑↑のコメントへの返信
うん、だよね。上のコメントは・・・間違っているようだ。オリジナルのシャルルの声優は本当にすごい。
 yeah, right? This seems just... Wrong. The original Charles voice actor is a beast.



・今までで最高の演説

Best Speech Ever.


↑のコメントへの返信
失礼だが同意できない、ガンダム0079のギレンの演説が最高。
Gihren's speech from gundam 0079 begs tp differ

begs tp differ=beg to differ=失礼だが 同意できない

ギレンの演説って「坊やだからさ」のやつでいいのかな?


↑↑のコメントへの返信
低評価を押そうとしたが見てみることにした。その通りだった。ハイルジオン!
I wanted to downvote you but then watched it. You are right. Hail Zeon!

そこはジークジオンでw


↑のコメントへの返信
両方見たことあるし・・・ガンダムは大好き、そしてコードギアスはガンダムからインスピレーションを受けている部分もあるかもしれない、だが個人的な意見としてはコードギアスのほうがロボット、キャラクター、パワーシステムという面においてガンダムより素晴らしいものがあると思う・・・・ちょうどジョジョが北斗の拳よりも優れているように。
I've seen both...i love gundam and it may have inspired code geass in many ways but CG stands above gundan imo,it has better robots,charactes and power system....just like how jojos stands above fist of the north star.

power systemがよくわからなかったのでカタカナにしました。ロボットの動力源?権力体系?

そういえばジョジョと北斗の拳の関係はこの記事(コメント欄含む)でも言われてましたね。自分はあまり気にしたことなかったけど
【北斗の拳】ケンシロウ「お前はもう死んでいる」敵「なに!?」【海外の反応】



・シュナイゼル、ルルーシュ、クロヴィスを見る、それから皇帝を見る。
「彼の妻たちはとても綺麗だったに違いない」と考える。
i am looking at schneizel,  lelouch, clovis... And then i am looking at the emperor thinking like "his wives must be veeery pretty"


↑のコメントへの返信
クソ笑ったwwww
Lmfaooooo





・これは説得力のある演説であると認めざるを得ない。
You have to admit it was a pretty convincing speech.


↑のコメントへの返信
いや10秒以上考えるとそうでもない。
Not really if you think about it for more then 10 secs.


↑↑のコメントへの返信
いや、超カッコいいだろ。
Nah it’s pretty based



・なんて美しい演説。オールハイルブリタニア!!!
What a beautiful speech. All Hail Britannia!!!


↑のコメントへの返信
オールハイルブリタニア!!
ALL HAIL BRITANNIA!!


↑のコメントへの返信
だとしてもこの演説を信奉するのはモラルに反する。
It still is immoral to follow the speech


↑↑のコメントへの返信
あの演説はメリトクラシーをものすごく大げさな形で表現したもの。
そしてメリトクラシーは人類の文明の基礎であり、つまり人類はこの演説を信奉しているということでもある。そしてそれが結果的に人類の歴史上最も平等な社会と繁栄を築くことにもなった。
自分の意見としてはとてもモラルのある演説だと思う。
it's pretty much meritocracy put down in extremely bombastic manner, and meritocracy is what our civilization is based upon so we do follow this speech, and seen as it resulted in the most prosperous and equal society in the history of mankind I'd say it's pretty moral.

メリトクラシー (meritocracy) とは、メリット(merit、「業績、功績」)とクラシー(cracy、ギリシャ語で「支配、統治」を意味するクラトスより)を組み合わせた造語。イギリスの社会学者マイケル・ヤングによる1958年の著書『Rise of the Meritocracy』にて初出した。個人の持っている能力によってその地位が決まり、能力の高い者が統治する社会を指す。


↑↑↑のコメントへの返信
その通り、社会はメリトクラシーと縁故主義によってできている。だが、だからといってそれが社会を構成するのに必須なものであるということを意味しない。
たとえどんなに権力や富をもっていても、そこらのホームレスよりも人間としての位が上ということにはならない。
true meritocracy and nepotism rule the society that doesn't mean it should be essence of society. No matter what how much power and wealth you have. You are not a above that homeless guy

縁故主義(えんこしゅぎ、仏: népotisme)とは、親族の縁、地縁、血縁などの縁がある縁故者のほうを重用する考え方や、ものごとの正しさよりも縁故を優先してしまう考え方のこと。
社会学の分野においては、同族・同郷者に限らず同じ共同体に属する人間の意見ばかりを尊重し、排他的な思想に偏る内集団偏向のことを指す。
wiki


↑↑↑↑のコメントへの返信
それは美辞麗句で塗り固められた嘘。我々は互いにそういうキレイな嘘をつきがるところがある。だが、現実はそこらのホームレスより我々のほうが上である。
it's a beautiful lie we like to tell each other, but the truth is we are above that homeless guy.

言いたいことをわかるけど別に上ではないんじゃないかな


↑↑↑↑↑のコメントへの返信
強者が弱者を支配する。だがそれは強者が正しいというわけではない。命はみな平等に生まれいづるものだと自分は信じている。
strong rule upon the weak but that doesn't mean strong is right. I believe all life are born equal


↑↑↑↑↑↑のコメントへの返信
全ての人間が平等に生まれるなんてことはない。全ての命が平等に生まれるなんて信じているのは狂ってる。その論理だとサラダを食べることは人間を食べることと同じぐらい悪いことになる。
強者VS弱者について言わせてもらうと、俺達は今、石器時代を生きているのではない、現代においてはより有能な人間が有能ではない人間を支配しているんだ。
not even all humans are born equal. Believing all LIFE is born equal is lunacy - by that logic eating salad is as bad as eating people.
As about strong vs weak we're not living in stone age. Nowadays more capable rule over less capable.


↑↑↑↑↑↑↑のコメントへの返信
サラダを食べることは道徳的に反することにはならない。人間はそれを食べなければ死んでしまうからだ。
シャルルの哲学は適者生存であり、つまりは生き残るためなら弱いものを犠牲にするということだ。
富も権力も名声も金も全てモノに囚われた心が生み出す執着であり、自分はその先にある生命を見ている。そこには幸運なものもあればそうでないものもある。だが、この2つの区分を超えた先に同じぐらい重要な平等という概念がある。
私の言いたいことをわかってくれると願っているよ。
eating salad is not immoral because there's no choice we have to eat it or die.
Charle's philosophy is of survival of fittest and he is ready to sacrifice the weak to survive.
Wealth power fame money are all materialistic I see beyond them I see life, some are fortunate some are not. But beyond this division lies equality of equal importance
I hope you understand my point

自分はよくわからんかった(笑)たぶんこっちの訳が悪いと思うのでうまく訳せる方がいたらお願いします。

materialistic =物質主義 唯物論 ※ただそれをそのまま訳すとわかりにくいので下のwikiを参考に意訳しました。
物質主義(ぶっしつしゅぎ)とは、物質的・即物的なものごとを、他のものごとよりも優先させる態度のこと。ここで言う"物質"とは、比喩的な表現であり、人により解釈の幅があるが、おおむね「衣食住」のことや、いわゆる"経済的"なこと、すなわち「財貨」・「金銭」・「物品」の獲得・所有・占有・使用などのことを指していることが多い。経済的物質主義(英: Economic materialism)、物質中心主義とも言う。
wiki



・この演説には真実も含まれている。誰もがあらゆる面で平等というわけではない。認めるにはあまりに冷酷な真実だが。
There is some truth to this. Not everyone is equal in all aspects. It's a cold hard truth to grasp.


↑のコメントへの返信
不都合な真実!
It's a hard pill to swallow!

一応直訳だと「飲み込むのが大変や錠剤」という意味です。そこから「受け入れがたい真実」という意味になります。



・まるで今のEUでなにが起こっているか知っているかのような口ぶりだなwww

It is like he knew what is happening with EU right now xD



・ブレグジットの演説。

Brexit speech.



・ブレグジット後にこれを放送しても良かったかもしれない😂
They might as well have played this after Brexit. 😂



・なぜC.Cは「ルルーシュの敵・・か」と言ったのだろう。彼女は明らかにシャルルのことを知っていたのに・・・
Why did C.C. say: "So, this is Lelouch's enemy." When she clearly knew Charles...


↑のコメントへの返信
というより彼女はブリタニア全体をルルーシュの敵だと思っていたので「ああ、ルルーシュの言っていた真の敵とはこいつのことだったのか」という意味で言ったのだろう。
it was more, "oh so this is who Lelouch meant when he said the true enemy" like she thought his enemy was Britannia as a whole not specifically charles and his idealogy



・自分の息子の葬式をプロパガンダのための演説に使うなんてシャルル皇帝ぐらいにしかできなことだ。
Only Emperor Charles could turn his own sons funeral into a propaganda speech.


↑のコメントへの返信
ガンダム(1979)のギレン・ザビ。
Gihren Zabi from Gundam (1979)









おわりに

リアルタイムで海外の反応やったらめっちゃ盛り上がったろうな・・・とコードギアスを見るといつも思う・・・あと扇はそこまで叩かれる理由はないと思っている(笑)


そういや結局これ面白かったのかな?
「あんまり話題になってなくない?」と思ったけどレビュー数はすごい多いからやっぱ根強いファンがいるんだなと思った。